どこだっていーじゃん
5W1H仕立ての「悟りを開いたのはいつですか?」「邪馬台国はどこですか?」「聖徳太子はだれですか?」「謀叛の動機はなんですか?」「維新が起きたのはなぜですか?」「奇蹟はどのようになされたのですか?」を収録した歴史ミステリ連作集。軽快な筆致で史上の定説にコペルニクス的転回を迫る、奇想天外なデビュー作。文庫書き下ろし!
えーと、空振り一振りめ。
もちろん、歴史の定説について突飛な解釈を展開するという点では面白くなくもなかったのですが、いかんせん本筋のストーリーが全く、ほとんどないので小説として読むのはちょっと無理。
歴史に興味はあるけど、別に謎をどーこーしたいのではなく、歴史に息づく人々の思いを感じたいので、トンデモ説で楽しむのは無理でした。