つまんね

『頭がいい人、悪い人の話し方』樋口裕一 PHP新書
頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)

本屋で平積みになり、人気(売上No1のところも)もあったので買いました。

えーと、つまんなかったです。正直。

書いてあることそのものは当たり前な事ばっかりです。テーマがテーマだけに仕方ないんだけど。
まあいろいろな「頭の悪い人の話し方」が書かれているのですが、「だから?」って言って終わり程度の説明しか載っていません。飲み会のネタにもなりません。具体例にも乏しければ心理学的な鋭い分析もありません。ただ適当に愚痴ってるのとそんなに変わりません。分類されている愚痴だけど。


自分が頭がいいと言うつもりは少しもないです。この本にかかれている事が幾つか該当するのも間違いないですが、「(自分じゃなくても)こんなバカがいますよー」なんて書かれている本を面白がる神経は(自分は)持っていないことがわかったことだけが得した事かな。