『ホンモノの敬語』柴田武 角川oneテーマ21

ホンモノの敬語 (角川oneテーマ21)
(本日の日記は特定の人を対象にしています)

よう、元気か?相変わらず言霊でギューン!とかやってるか?
それはいいとして、先日面白そうな本買ったんすよ。
『ホンモノの敬語』
って本な。

前々から「俺は敬語が足りない」とか君は言ってたけど、あんまり人事でもないんで私も買ってみたのよ、ちょっと勉強しようかな。と。

敬語といやあ、尊敬語・謙譲語・丁寧語と学校じゃ教わった俺らだけど、実は美化語なんてのもあるし、その反対(敬意の反対)として卑罵語なんてのもあるらしいんだな。
あと、敬語の機能として相手を敬う一方で相手との距離を置くなんて機能もあるんですよ。だから、敬語を使われなかったとしても、親しみのある会話はできるっちゅう話。

ほぅほぅ、と思うだろ。まあ少し教養が広がるわな。

でも、この本ここまで(約50ページ)。
ここから先は飲み屋でキャバクラのねーちゃん相手に繰り広げるような、日本語・外来語などのトリビアが淡々と語られるだけ、結局筆者が何を言いたいのかも散発的でまとめられやしない。日本語と外国語の比較なんちゅう話もあるけど、別に目新しいことが書いてあるわけじゃない。日本語の習得が英語よりも簡単だなんて論法はいい加減手垢にまみれているしな。

だからあげるよ。君に。じゃ、そういうことで。