「爆笑問題の文学のススメ」

爆笑問題の「文学のススメ」

  • 爆笑問題の文学のススメ」 新潮社 読了

爆笑問題好きなんですよ。私。「日本史原論」や「今を生きる」など結構高確率で買っています。で、実は爆笑問題とタメ張るくらいに真鍋かをりも好きなんですよ。多分グラビア系では小池栄子以上に好きですね。


というわけで、その2つがダブル役満で揃ったこの番組は毎週欠かさずに見ています。で、それが本になったので購入しました。
嘘です。毎週見てません。でも好きです。爆笑問題真鍋かをりも。
そういやこの番組って真鍋かをりもいたんだよなぁ・・・


先日「あらすじ本」を読む中高年をケチョンケチョンに言っていたので、その繋がりも若干なくはないです。いや、ないです。
ただ、元々爆笑問題の(というより太田の)文学・文化に対するスタンスって結構好きで、それが一冊まるまる収まっている本ですからね。そりゃ買いますわ。

これもちょっと嘘で(今日は嘘ばっかり)、純粋に爆笑問題が面白いから買いました。はいこれが本当。特に他の本と違って爆笑問題のボケ・ツッコミは文章にしやすいのか、読んでも面白いんですよ。まあこれは田中のツッコんでいる文章が頭の中で自動的に音声信号化するからってのもありますが。
爆笑問題のスタンスは難しい話題(社会問題など、ここでは文学)を扱いながら、じゃあ何か意見・世の中に言いたいことがあるのかというと全然あるわけではなくて単に面白くしようってだけなんですね。そのスタンスが実に私向け。要は真面目ぶっているけど不真面目ってスタンス。これが本当に真面目に見えてしまう女の子と付き合うと長続きしません。ハイ、しませんでした(泣)


で、内容なのですがとりあえず笑っとけ。以上。それ以上に何を求めると言うのか。
ま、敢えて付け加えるなら花村萬月倉田真由美江川達也などの文学者(?物書きに変更)という「スパイス」が加わっているのですが、何かを訴えてくるわけではありません。笑っとけ、であとは自分で適当に考えて吸収しろってだけです。うーん、これって教科書とは全く逆の立場だなあ。あ、だからこれ私にとって面白いのか。

オチがついたのでこのあたりで。