今クールのアニメ寸評2

 アニメつうか特撮。仮面ライダーに続き、ウルトラマンにも手を出してみた。HDDレコーダーって素敵だね!実際、子供の頃はタロウに始まり、ウルトラマンの方を見てたんだけどね。
 記憶を失った長髪男のモノローグから始まると言う、不安感を感じるところはあったが、(仮面ライダーのおかげで)慣れてるし、意外と名作に転びそうな予感がする。幼児はちゃんと置いていってる気もするし。(いや、ダメだろ)でも、新しいウルトラセブンの割にはフォルムが全くと言っていいほど変わっていない気がするんだが。
ちなみに、ヒロインと思われる女優は綺麗。ちょっと昭和っぽいけど。

 あ、失敗。
 なんかミルモくさい。作者同じでは?

 登場人物の女性が、軒並みけしからん乳をしてるのがすっごい気になる他はそこそこの佳作っぽい。
 ただ、伏線と謎が多すぎて初回ではけしからん事以外にはマトモに評価できないや。つうか、けしからん事に気をとられてマトモにストーリーを追ってなかった気がしないでもない。えーと、超常能力を持つ人間達のバトルもの?あれ、ロボとか出てた気はするんだがなぁ。

 間違いなく萌えアニメなんだが、剣道の描写がマトモ(時々竹刀のパースが狂ってたりするけど)で好感が持てた。竹刀と面と小手の置き方がちゃんとできてた。
 本格剣道マンガをうたう割には銭湯で稽古したり、伸びたり曲がったりスパイラルする竹刀で剣道をやってた旋風の橘とか、剣術の道場という設定の割には構えも斬撃も打突が糞描写で、剣での戦いに(いくら江戸時代の話だからといっても)リアリティが微塵もないサムライうさぎよりは5億倍マシな作品だと思う。『サムライうさぎ』はいくら剣術マンガではないという主張があったとしても、あんまりだよ。

というか、剣道・剣術を描写するなら、これが普通の水準だよなぁ・・・orz
ストーリーは女子剣道部だから、ユニークではあるけれど萌えアニメの領域。それは認めるけど、多分観る。何故って?『橘』『うさぎ』のせいで相当ハードルが下がったから。

ストーリ構成は小林靖子にゃん(→名作仮面ライダー龍騎の脚本家)ということで、何気にチェックしてる作品。ただし、2とあるように続きもの。前作は未見未読。誰か貸して。ぶっちゃけ話についていけない。まあ、そりゃ無理だな。輩(ともがら)とか、喋る宝石とか、なぜ日本刀なのかとか、なぜ主人公であるシャナの声優が『ハヤテのごとく』のナギお嬢様と同じ(おかげで他人という気がしなくて)なのかマジでわかんない。
とはいえ、導入としては引き込まれたかな、桜舞い散る9月ってとこから。

普通に質が高いから安心して観れるかな。特に初回において大きな問題はない。淡々と観続けそうな予感。