空振り1。タイトルだけ
『世界征服は可能か?』岡田斗司夫
最近、電車内でPSPばっかやってたもんだから、面白い本を選択するセンスが衰えたという事を認識させてくれた一冊でした。ちなみにもう一冊あるのでそれは次回。
タイトルの通り、世界征服について古今東西のアニメ、マンガ、映画を引用しながら検証している本です。
じゃあなぜつまんなかったかと言うと・・・
- 引用が中途半端
- 考察が薄っぺらい割に結論が浮いている
前者についてはせいぜい10作品程度しか引用していないので、徹底さが足りないですね。100作品くらい検討してくれないと・・・
後者については議論の分かれるところですが、
ネタバレ反転
「悪とはその時代の価値・秩序基準を破壊する事」
という抽象的かつ一般的な結論のためにクドクドと紋切り型の道徳論を重ねる必要はないでしょう。
徹底して悪人(アニメ、マンガの中の)に成りきって世界征服を文面で果たせばよろしいのです。
という本でした。