要校正

『地獄のババ抜き』上甲宣之
地獄のババぬき (宝島社文庫)

卒業旅行のため、夜行バスで東京へと出発したしよりと愛子。
旅行を満喫していた二人だったが、なんとバスジャック事件に
巻き込まれてしまう。一方、深夜タクシーに乗っていたしよりの
親友・弥生は、ラジオから流れる怪談話に耳を傾けていた。
やがて話は現実を侵食し始め…。導かれるように、
しよりと愛子に合流する弥生。バス車内では、犯人の命令により、
命を堵けた“地獄のババぬき”が開始されようとしていた。


あうち!これhttp://d.hatena.ne.jp/rx78g/20040614#p1と同じ作者だぁ!!


でも、この時よりは文章力も上がっているし、何よりテーマが面白かったので、意外とすらすら読んじゃったなぁ。でも、「鬼ごっこ」「じゃんけん」に始まるこのバカっぷりミステリーはなんか敬遠しちゃうなぁって感じ。
の割りには面白かったんだけど(笑)


でも

運悪く、毒入りダイフクを口にしてしまった諸君。
いいか、死ぬべき哀れな者は、汝らの中で”一人だけ”なのだよ。
すなわち、解毒剤は”一人分だけ”不足しているということだ。

これを添削

運悪く、毒入り大福を口にしてしまった諸君。
いいか。解毒剤は”一人分だけ”不足している。
すなわち、死ぬべき哀れな者は、汝らの中で”一人だけ”なのだよ。

正しくはこう!!!


やっぱり文章力は相当ないなぁ、こやつ・・・