将軍ですから

砂漠の狐ロンメル将軍』柘植久慶
ロンメル将軍―砂漠の狐 (PHP文庫)

第二次世界大戦中の最も優秀なドイツ軍人として、ロンメル将軍の名を挙げる人は多いだろう。その優れた指揮能力と巧みな戦術は、英米の連合軍を震え上がらせ、史上最強の戦車軍団をつくりあげた。本書は、「砂漠の狐」と呼ばれて多大な戦功をあげながらも、最後はヒトラー暗殺未遂事件に連座し自殺に追い込まれた悲劇の勇将の生涯を描く。貴重な写真資料や解説コラムも満載。 

最近また武人づいちゃってきたので第2次大戦の英雄ということでロンメル将軍を勉強してみました。


で、結論
イタリア人まじ使えねー
でした。


サッカーは世界一強いんだけどね、何で戦争になるとこんなになってしまうのか。まあ今は、というか現代ではどうかわからないけど。


実は本を読むまではロンメル将軍も名前だけでほとんど知らなかったんだけど、大した戦巧者っぷりがわかりました。ロンメル将軍と言えば機械化歩兵を率いていましたが、真田幸村にも実は共通なんだけど一瞬の決断と行動力・速度なんだな。名将の条件って。

ロンメル将軍の場合でもここぞというところでイギリス軍、フランス軍に対し機動力の高い戦車兵で打撃を与え、そのまま戦闘を支配するに至る、という描写が多くあります。


ただ、ロンメル将軍に関しては、一撃必殺の瞬撃に味方(イタリア軍)のバックアップがなかった事が悲劇。これがないと後は延びきった補給線を叩かれて包囲されてしまいます。


合コンでもそんな感じだよね。一発かます奴がいて残りの人がフォローしていかないと。ああ、結局合コンかよ。