武士道第3回 義
『武士道』著:新渡戸稲造 訳:奈良本辰也
『いま新渡戸稲造『武士道』を読む』志村忠夫
<第3章 義>
さあさ、ここから面白くなって参りますよ!ということでここまでは武士道の概要でしたが、ここから武士道の要素を分解して詳細を分析していきます。
で最初は「義」。
なんだけど、実際、義ってよくわかんねぇ。愛とか誠、忠義なんかはわかりやすいんだけど、それに比べたら「義」はよくわからないんだよね。まあそれでも「義理堅いね」とか「義を見てせざるは勇なきなり」と呼ばれながら生きてきたわけですが。(軽くフィクション入ってます。)
じゃあ、何かと言うと・・・
ここでは私は「義理」について述べようとしているのである。これは文字通り「正義の道理」なのである
と言ってました。ああ、これならしっくりくるかも知れない。
「正義」という言葉を口にする時、どうしても立場や視点の違いから正義と判断できない時があります。アメリカとかね。そこに感情や心の動きではなく、理(ことわり)、ルール、法則を与えることにより揺らがない信念となる、ということだろうかね。
ああ、書いてて恥ずかしくなってきた。