もう見た目だけでいいじゃん

『人は見た目が9割』竹内一郎
人は見た目が9割 (新潮新書)

作者はさいふうめいの名前で漫画の原作をやってました。
そう、あの『勝負師伝説 哲也』です。まあ確かに、あのマンガのコマ割りとかカメラワークって何か凄い意識しているときがあるなあと感じてました。


で、私自身は「人は中身が10割」というスタイルだったのですが、まあそれもどうかなと少しもモテいない現実を振りかえって思い始め、手にとってみました。でも見かけを変えてもお金がなくちゃモテないってのが真理だから、頑張るだけ無駄なんですけど。


中身は演劇における演出やマンガのコマ割り、カメラワークに始まりどういう外見・見かけがどのような影響を及ぼすかを豆知識的に披露しているだけです。「だけ」と書きましたが、プロなら多くが知っている手法を紹介しているだけであり、全てのプロフェッショナルである私には面白く感じませんでした。


どうも、新潮新書バカの壁』の二匹目のドジョウを狙っているけど、どれもこれもイマイチだなぁ。