ドリル魂

ロボットのコンセプトの違いです。


デカ、マジの前のアバレ、ハリケン、ガオは「複数オプションパーツ」でした。つまり、単体のロボットに対して複数のオプションパーツ―ドリル・はさみ・剣と盾など―があり、シチュエーションに応じて武装を変更する事ができます。


実用性の高さはもちろんのこと、むしろ玩具の購買戦略とての有効性が際立っています。だって、デカいロボットを利用しながらたくさんのオプションパーツを付け替えて遊べますから。
ただ、オプションパーツの付け替えは大抵ロボットの右腕を換装する事で行われます。じゃあ換装する前の元のパーツはどこいったの?手に持つとかじゃダメなの?とかいう質問もさることながら、戦隊モノのロボットは大体合体ロボで、右手はブルーあるいはイエローのマシンだったりします。換装した瞬間ブルーあるいはイエローの出番は無くなるわけです。

と言う事で今回のボウケンジャーは新しい換装パーツであるドリルが出ました。ドリル萌え。あの3連ドリルの組み合わせでドリルを構成し、それぞれの3つのドリルと合成したドリルが逆回転をする所と言ったらもう!
とドリルと漢の関係を語らせればサンダーバード4号に始まり一晩では語り尽くせぬ所ではありますが、今後ボウケンジャーはこんな感じで重機型のオプションパーツを登場させていくわけですな。


とは言え、個人的にはこの換装パーツシステムは先述したようにブルー、イエローのマシンの位置づけが曖昧になるのであまり好きではありません。使うなら全部使って合体しろよもまいら、と。