あー、むかついた

『ヤミナベ・ポリスのミイラ男』梶尾真治
ヤミナベ・ポリスのミイラ男 (光文社文庫)

ほうほう、全宇宙のスーパーヒーローが一堂に会してパーティー中に爆破テロが乱入。バラバラになってしまったスーパーヒーローの破片を集め、脳だけになってしまった普通の大学生の体にする。いきなり宇宙最強のヒーローになってしまった大学生を取り巻くドタバタスペースオデッセイですか。

こう見えてもヒーロー物にはうるさいですよ。実はウルヴァリンだし、俺。



・・・


めっちゃつまんねーじゃねーかムキー!!!

いきなりスーパーヒーローになってしまったのに、女の子が可愛いからの理由であっさりOKするだけでつまらないし、善意が不幸を呼ぶ男の話は結局一人大怪我しただけで終わってるし、そもそも奇をてらいすぎて敵にスケールはなさすぎるし、ドタバタしてるだけでどんでん返しはない。
着想が面白いだけで話の進め方が下手すぎる、何より書いててテレながら書いているのを告白しながら書いているのがみっともない。挙句の果てには書くのやめた、で終わりじゃマジぶち切れですよ


同じ作者でも『地球はプレイン・ヨーグルト』はユーモアと起承転結がしっかりしていて面白かったのになぁ・・・