ロボぴちょんくんの謎2
とりあえず間が空いてしまったが、既に書き溜めているのでそれを貼り付けることにする
http://d.hatena.ne.jp/rx78g/20060113(前回)
は疑問を呈して終わったトコ
- 大きさは?
- 電撃パンチの原理は?
- 二足歩行の必要性は?
- エネルギー源は?
- 材質
大きさ
目的がダニ・カビをパンチでやっつけることなのだから、実際に70cmである必要はない。ダニは全長約0.3mm、カビは菌が2〜10μm、花粉はスギで約30μm。ヘビーアレルも元はダニ・カビ等などでそれより小さい事はないだろうと考える。
とすると、単純に0.3mm〜2μm程度となる。まあ小さいなりに幅があるので30μmかねぇ。自分の10倍の巨大なダニを倒すのは絵になるのでこれでイキ。
分類的にはナノマシンにあたるだろう。実際にダイキンの空気清浄機には数万体程度のロボぴちょんくんが配備されている事になる。
ところが、目的からではなく「ぴちょんくん」が搭乗すると言うことをキーに、画像から推定してみるのもう一つの方法になる。じゃあぴちょんくんの大きさは?
http://www.daikin.co.jp/pichon/profile/index.html
しんちょう約15センチ。
そうかあ、ぴちょんくんってそもそも「水」などをシンボライズしたものだと思ったけど、タダのキャラクターなんだな。
などと感じ入るのもアレなのでまあとりあえず本当は2μm程度と脳内補完しておく。そうする搭乗可能になる。まあフィクションだし。パス1
そうするとハテ、なんで搭乗するのかという意味が出てきたのだがコレはぴちょんくんが意志を持つということで回答になるだろう。そりゃロボとパイロットだし
電撃パンチの原理は?・エネルギー源は?・材質は?
この3つはまとめて考えられそうなので一緒に考えてみる。先述したようにロボぴちょんは間違いなくナノマシンなので動作原理もナノマシンに準じるとすると
http://www.jst.go.jp/pr/report/report286/03.html
http://www.jst.go.jp/kisoken/nano/hotani.html
ただ、ナノマシンはあまりにもマシンとして我々の頭に思い浮かぶ機能が異なる。まだまだ研究し切れていない部分も多い。以下
現在の工学技術が遙かに及ばないこれらのナノ構造構築技術や超高効率微小エネルギー変換機構を解明し、(中略)個々の原子を機能部品としてボトムアップ的に高精度に組み上げられる超分子ナノアクチュエータの立体構造を原子レベルで解明するとともに、(中略)システムとしての動作機構を明らかにする必要がある。
最近はナノアクチュエーターって言うのかな。ともかく、超高効率微小エネルギー変換機構となっているのだから、エネルギーについてもう少し調べてみると
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labo/09a.html
べん毛モータの回転エネルギー源は、細胞膜を貫通するモータ分子複合体構造内のある部分を通して流れるプロトンやナトリウムイオンの極微小電流(数十フェムトアンペア)である。それを正確に計測し、モータ分子複合体が回転駆動力を発生する高効率のエネルギー変換機構を解明する。
極小ではあるが間違いなく電気によるモーター機構がある事がわかった。