焼酎に詳しい男はモテますか?

本格焼酎を楽しむ』田崎真也
本格焼酎を愉しむ (光文社新書)

昔に比べると最近の居酒屋はとても焼酎の種類が増えてきましたね。居酒屋といえば、私が始めて文化祭の打ち上げで居酒屋に行って以来(注;法律に触れています。)、色々な居酒屋に行きましたけど、それでも昔に比べれば非常に焼酎の種類が多い。


元々は焼酎なんてあまりいいイメージを持っていませんでした。どうしても日本酒に比べると安っぽい響きがありました。チューハイなんて言葉すっげー安そう。もうひとつ、『焼酎はツブすための酒』というイメージもありました。下町のナポレオンと言えば聞こえはいいが、5ℓボトルで大学生が大量に消費してアル中かよ、めでてーな。


というツブす酒はツブす酒でこれとは別に(知っている人は当たり前の知識ですが)『乙類焼酎』ってのがあります。ちなみにツブす酒は『甲類焼酎』です。最近居酒屋で楽しんでいるのは「乙類」。
ちなみにつながりで、甲・乙と言えば一般的には甲の方が偉いのですが、うまい酒の方が『乙』とついているのに違和感を感じる人がいるかもしれません。
この甲乙は生産量を元にして決めたので生産量の多い『いいちこ』等が甲になりました。

まあ、甲乙はどうでもいい。
どっちにしろ乙じゃ名前が良くないので、最近は乙類焼酎の事を『本格焼酎』と呼んでいます。
居酒屋で米・麦・芋・黒糖などと分類されて我々がおいしく頂いているこれらの『本格焼酎』に関する本です。


まあ、原料からして色々ある(米、麦、芋、黒糖、胡麻、昆布、紫蘇、牛乳、コーヒー等など)事と、味わい深くそれでいて適度に強く、かつ大人って感じがするので4,5年前から私は焼酎を愛飲しているのですが、少しはわかっていないとかっこいい大人になれないなということで購入し知識を蓄えている昨今です。