ダイジェスト前編(〜夏)
ブレイド完結を祝して、今週は仮面ライダー週刊です。そう決めました!
感想をまとめる前にダイジェストをします。この日記を見返して感動したポイントや笑ったポイントを書いていきます。この日記と共にブレイドを1年間観続けた皆様は目を閉じてあのシーンを思い出してください。観ていない人は今すぐブラウザを閉じてください。
ちなみに、日記を読み返したんですが夏前はあまり感想をちゃんと書いていませんね。そこまでは並の作品だったってことですが。
- オンドゥル語(第1話〜第5話くらいまで。それ以降も時々)
不名誉な事ではあるのですが、第1話のボード壊滅、橘の裏切りに対する主人公剣崎の「本当に裏切ったんですかー!?」→「オンドゥルルラギッタンディスカー?」としか聞こえない活舌の悪さによって『仮面ライダー剣』という番組の人気は始まりました。
- 主人公の設定
最後の行動はともかくとして、これほど主人公の設定がどうでもよかった話もちょっと珍しいかもしれません。開始当初公式には「文武両道」と書いてあり、第3話では両親が火事で死んだという伏線があったはずですが、生かされず。武はライダーですから百歩譲っても、頭の良さそうな行動は1年間通して全くなく、文武両道っぽいことは欠片も見られませんでした。秘密は小学生の初恋の女の子の名前くらいです。
- 橘vsピーコック
序盤の人気の原因はやはりここにあったのではないでしょうか?
初めての上級アンデッドであるピーコックアンデッドと、それに運命を翻弄され(もずくとか)、愛する人まで失った橘。橘株はピーコックアンデッドを倒して以来ギラファアンデッドまで少しも上がりませんでしたが、序盤のこの燃える展開は正道で良かったと思っています。
- 「動体視力・・・仮面ライダーになるための基礎訓練の一つだ」
スパイダーアンデッドに選ばれ、仮面ライダーレンゲルとなった睦月へ訓練をする橘さん。バッティングセンターで150kmの球に書かれた数字を読み、そのボールをキャッチする訓練です。もずくと共に橘さんの代名詞になりました。
- イーグルアンデッド
人類の進化に関する薀蓄から始まるインテリ系アンデッド。上級アンデッドは知性がある分、キャラクター性が明確で良いです。と思うきっかけになったアンデッドでした。カリス(正確にはマンティスアンデッド)のライバルだったとか言う設定はどうでもいいんですが。
- 仕事が仮面ライダーな主人公
主人公である剣崎の主人公っぽくないのはこれが原因でしょう。
「これ、仕事だから」
「見つけたみたいだな、お前の給料の代り!」
「給料安いんだよな」
あまり子供にいい影響を与えないと思うんだけどな。まあネタとしてはありです。
天王寺にリストラされて口座残高23円とか。ちなみに、エンディング後皆の前から姿を消すのはいいんですけど、口座残高23円で生活できるんですか?
- エレファンとアンデッド
お気に入り上級アンデッドその2です。面倒臭がり(=慎重派)なところとかパワー溢れる攻撃スタイルがかなり良いキャラクターを作り出していました。
- ジャックフォーム
最初の犠牲者はエレファントアンデッドでしたが、仕事仕事言いつつ、皆を護るために立ち上がる剣崎に嶋さんから(烏丸所長からですが。正確には)のアブゾーバーのプレゼントでした。嶋さんについては後述しますが、このシーンは個人的には視聴率No1でした。
- 嶋さん・・・そして退場
上級アンデッド タランチュラアンデッドである嶋さん。チベット帰りのどこか悟った雰囲気、またペットのカナリア(名前はナチュラル)とその優しげな性格。でもキメる所はキメるという描写からデカマスターにならんで兄貴にしたい人でした。睦月が不良化から復活したのは結局虎姉さんですが、その前段階として十二分に役割を果たしてくれました。
「ほっとけないじゃないか」
「久しぶりだな、ジョーカー」
- 韮澤デザインのアンデッド
オーキッド
ジョーカー
タランチュラアンデッド
怪人だから怖くするのは構わないですが、これらのアンデッドは子供が見たら泣きます。実際に現われたら僕も泣きます。
- タイヤキ名人アルティメットフォーム
夏のパロディ編ということで出現したライダー(?)です。ネタなんだけど、ネタっぽく盛り上がったと言えなくもない。