ダイジェスト後編

夏以降のダイジェストを続けます。

  1. ザ・ワールドなスカラベアンデッド

「やっちゃった・・・」と思ってしまう、時間を止める能力を持つアンデッドでした。これで下級アンデッドなんですから。

  1. 睦月不良化&復活

後半のメインスレッドはこの睦月不良化と復活が外せないと思いますが、始ジョーカー化を越えて、随分長いこと不良でした。ただし、それだけに二人の名キャラクター(嶋さん&虎姉さん)を犠牲にしての復活劇は瞬間最高視聴率No1でした。無変身でアンデッドを倒しちゃうし(まあ、キングフォームのラウザーを借りたけど)。

  1. 虎姉さん

タイガーアンデッドは女性!まあコレはいいとして、良かったのは役者と演出でした。趣味はテコンドーで男(睦月)を素手の戦いでノシてました。初めはこんな感じでキツかったものの、少しづつ誇りと優しさを見せ、睦月復活の立役者となりました。睦月がヘタレでどうしようもないだけに取り巻くキャラクターも引き立ちますね。ちなみに、上級アンデッドの比較ですが

ブレイド(スペード)...イーグル、カプリコーン(ノリのいいキャラだったが2話で退場)、コーカサスビートル(ムカツくチビ)
ギャレン(ダイヤ)...ピーコック(序盤の宿敵。サングラス)、サーペント(夏のギャグ編に登場。ウェンディーヌ、顔焼かれた)、ギラファ(最後のノーマルアンデッド。カッコイイ)
カリス(ハート)...ウルフ(裏切り者、バイク乗り)、オーキッド(長く登場、妖艶な姉さん)、マンティス(人間としては未登場)
レンゲル(クラブ)...エレファント、虎姉さん、嶋さん

うん。どう考えてもレンゲルの周りが良すぎです。
ちなみに、虎姉さんの評判を高めたのは言うまでもない、鳥肉むしゃぶりつきとおにぎりですね。

  1. 勝手にクローンを作る広瀬父

後半のもう一つの柱である広瀬父とトライアルシリーズ、そして天王寺の登場によるケルベロスですが、こっちはあんま見るところはなかったなと思います。
天王寺ラスボス説は濃厚だったのですが、結構アッサリ倒されてしまったし、広瀬父も感動はしませんでした。一応エンディングへの布石ではあったんですけどね。

  1. 望美(こっちが正しかったようです)

睦月の彼女です。元気一杯で一途で、あんな彼女が欲しいと常々思いつづけていました。
彼女の見せ場は虎姉さんに殺すと凄まれて、「怖くない。貴方も、睦月も」と言い放ったところ。ただの少女にここまで言わせる愛の力って、僕も欲しいです。

  1. 始は幼女の写真を撮っています。時節柄コレって危険じゃないですか?

時事ネタになりますが、奈良女児誘拐殺人事件の容疑者が逮捕されたのと前後してこんなシーンがありました。まあ脚本もそこまで狙ったものではないでしょうね・・・

  1. 橘、ギラファアンデッドとの相討ち

全てを失った男が最後の(普通の)アンデッドに戦いを挑み、自分の身を犠牲にして封印に成功するシーンです。ピーコック以来低空飛行だった橘の評価を一気に復活させました。
でも、最終話であっさり復活しているから帳消しなんじゃないの?