小川直也の「ハッスル!ハッスル!」はイマイチだと思う

カンフーハッスル』を見てきました。
少林サッカー』よりは笑えないけど楽しめる。
というのが総評ですね。ギャグという意味で言ったら少林サッカーの方が多かったし、笑えた。しかしそもそもサッカーというルールのある舞台で滅茶苦茶やっているからそのギャップが面白い要因だったんでしょう。


私は、「そんなん人飛ぶかよ」「なんで成層圏までいくん?」「キャノンすげー」という感じで笑えたんですが、一緒に観に行った後輩などは(カンフーなら有りえるという意味で)真面目にとらえていたようです。
笑えるかは別にしてもカンフーの技及びその攻防が特撮によって多少オーバー気味に表現されているのを見ていて楽しめたのは同じ。太極拳も出て来るのですがわかっていなくてもわかっていてもその動きの美しさには目を奪われるであろう。と思われます。
マトリックス』や『ドラゴンボール』と比較するとやっぱりこの映画は「技の美しさ」に尽きると思います。『マトリックス』よりも体術や技の表現が優れているし、ドラゴンボールなんて技はないも同然ですからーーーーーーーー、残念!
まあ「派手な戦い」を楽しむという点では同じか劣るかもしれません。いくらカンフーでも月を吹っ飛ばしたり、地球を割ったりしませんから。


ただ、ストーリーに関しては「うーん」と首を捻ってしまう個所もありました、特に主人公が強くなるところ、ネタバレしたくないので劇場で確認していただければと思いますが。あとはヒロインかな。

ヒロインといえば、子供時代か大人になった方がいいかどっちかでしばらく悩みました。これがオチです。別にムリにつけなくてもいいのに・・・