散ってゆく漢達・・・

水滸伝 14 爪牙の章  (集英社文庫 き 3-57)

水滸伝 14 爪牙の章 (集英社文庫 き 3-57)

20万の兵、梁山泊軍を襲う
官軍は、禁軍、地方軍、水軍あわせて20万の軍兵を投入してくる。空前の規模の攻撃を、梁山泊軍が迎えうつ。一方、石梯山では魯達らが、傭兵である張清の軍と対峙していた――。(

20万対4万・・・

ついに、梁山泊と宋軍の総力戦が始まったのがこの感、次々と英雄達が壮絶な死に様をを遂げていきます。

原典は勢ぞろいするまで死なないけど、北方水滸伝は死ぬという違いが逆に死にゆく時の壮絶さを引き立てているなあと感じるこの頃。

史進「俺はいつ戦で死ぬかわからんからな。むなしさや心の痛みは生きている証拠だ。そう思うことにしている」

泣ける。空しい、クリスマスに何の予定も入っていない空しささえも生きている証拠であることよ・・・orz


そして、現在は15巻読破中。開始100ページにして、もう3人もお亡くなりになってるんですけど・・・(泣