虎くらい何とかなりますが・・・

水滸伝(4) 道蛇の章』 北方謙三
水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)

さすらう宋江の、苛烈なる旅路。宋江は旅の途中、人を殺して追われている
李逵に出会う。純粋な心を持つ李逵に訪れた悲劇とは。
一方、青蓮寺は馬桂を梁山泊への密偵に仕立て上げようとしていた……。 

この章でついにあの人気者"黒旋風"李逵が登場します。水滸伝の登場人物の中で一番精神年齢が低く、一番凶暴な男の登場です。横山光輝氏のマンガでも、彼の印象はバツグンでした。


その割には、結構普通でした。まあ、彼の場合はここからですが。肉屋のオヤジを殴りすぎちゃったり、子守をさせたら地面に叩きつけちゃったりってぇのはこれから、のはず。

それでも、


武松と組んでのの猛虎二匹相手のタッグマッチは燃えたな。かなり。


まあ、まだ先は長いし、見せ場もこれからってことで途中途中。早く祝家荘編にならないかな。