カブト総括、その2
ホント日記が仮面ライダーばかりで、それどうなのよと思ってます・・・
でも、どうしても言いたい事がありますのん。このポイントは!
素人さんにもわかるように書きます。
仮面ライダーって何なのさ!
原点に立ち返ると、仮面ライダーの定義は以下のようになります。
人間・地球を守るために悪の組織と戦う正義の改造人間(≠人間)
とはいえ、最近ここら辺の定義は平成ライダーで崩れています。
「悪の組織」は、クウガ(最初の平成ライダー)から出てきません(もちろん、人間や地球を脅かす脅威は存在しています)。だから平成ライダーには「イーッ!!」はありません。
「改造人間」(≠人間ではない)についても、もうちょっとややこしくなっていはいるものの、ベースはただの人間というケースが多いです。(龍騎、ブレイド、響鬼、カブト)
とはいえ「人間・地球を守る」「正義の」という点はまだ存在しています。まあ、ないと話にならないし。
であればこそ、キモとなるのは
人間でない者が人間を守る
というところにあります。
ちょっと違うけどわかりやすいのがデビルマン。映画は大コケだったけど、悪魔が人間を(嫌われ、迫害されながら)守るとか、守らなかったりするのが面白さであったでしょう。
運命に耐え、正義を貫く強い意志
が必須である事が伺えます。
これは例え主人公でないライダーでも同様です。
それがねぇ・・・ないんだよ
カブトのライダー達には。
カブトはいいよ、カブトは。主人公だしね。ガタックもいいさ、カブトの相方だし、立派だった。
けど、残りのライダーがうんこでした。うんこ
残りは、ザビー(蜂)、ドレイク(蜻蛉)、サソード(蠍)、パンチ&キックホッパー(飛蝗)ですが、
ザビーは夏明けてから最後まで変身する人が決まらず、おもちゃだけでした。
ドレイクは風のように生きる男でしたが、最終回にも戦わなかったし、風というよりは空気でした。
サソードは中盤の暴走(小学生ルック他あまりの奇行)のインパクトがありすぎて、実はワームだったとか言ってもぜんぜん盛り上がれなかった
パンチ&キックホッパーは最終回手前でとってつけたように死んでしまい、というかそもそも何のためにいたのかわからないし。つーかダサいし。
ということで、魂のないライダー達のおかげでつまらなかったんだと思います。マル。