高信頼システム特論(5/25)

今日隕石が降るんだってね、へー。知らんわ!!

前回は高信頼システムの実際ということでタンデムノンストップシステムまで

STRATUS32(1982)
 オンライントランザクションプロセッサ(銀行とか)
 ハードウェア冗長を積極的に利用しているのがタンデムとの違い
  ハードウェアレベルでの同期を徹底し、故障が発生すると自身で切り離す
  各ハードウェアそれぞれも内部的に二重化し、比較によって誤り検出

長寿命システム
 人工衛星や宇宙探査機に搭載され、5年〜10年、保守なして動作する
 
 STARコンピュータ
  長寿命を待機冗長で実現
 リップル方式
高信頼度システム
 長くはない任務時間での高い信頼性

 FTMP
  ハードウェア指向
  ハイブリッド冗長とハードウェアによる緊密同期
  三つ組みモジュール(すべてが三重化)

 SIFT
  ソフトウェア指向
  FTMPに対抗して作られた。
  タスクの入力時に多数決を行う

ウェーハースケールアーキテクチャ
 パフェなどについているウェハースのようにサクサク感とアイスクリームの甘さのギャップと触感を楽しむようにシステムを構築する方法・・・ではない。
 
 ウェーハー…シリコンを薄切りにした基盤

 で、これを切り離さずに使いましょう、小さなプロセッサで構成しましょうという話

 チップの集積度を高めるための3つのアプローチ

 WSI
  歩留まり(Yield)の向上 Y=チップ上に欠陥の存在しない確率

 再構成技術
  静的・動的
  セルによる再構成可能なアーキテクチャ

 ハイパーキューブによるセル構成
 物理配線モデル
  セル利用率
  最大配線長
  チャネル幅
 再構成アルゴリズム
  ディオゲネス法(正常なセルを探し続ける)