オッスおら悟空
「水煮西遊記」成 君憶 (著), 呉 常春 (原著), 泉 京鹿 (翻訳)
中国三大奇書のうち『紅楼夢』以外は大体押さえているインテリゲンツィアの私ですが、最近大学院に通っているせいかプロジェクトマネジメントにも興味を持ち始め、3日に1回はプロマネしてー欲が急上昇ですこんにちは。
この本は『西遊記』をチームマネジメントに活かそうという実にオレ好みの本。孫悟空・猪八戒・沙悟浄・三蔵法師のチームにおけるアーキタイプを分析し、天竺への旅に基づいて述べています
オチ:孫悟空=カカロットとか思っている奴は打神鞭に打たれて死ね
しまったぁ、オチを先に書いちゃった。
まあマネジメントにはあまり役に立たないけど、視点は面白いし、それに基づく抽象化と形式化も為されているので読むには読めた。ただ、普通に西遊記読んだほうが面白いんだけどな。
ちなみにこの作者、同様のコンセプトで三国志もやってるらしいから、こっちも読んでみようと思った