情報アーキテクチャ特論Ⅰ(第3回)

過去から現在までのICT、情報システムの歴史

最初は手で計算(10まで)→石・算盤
★計算もスキルであった?(走るのと同じように)

■歯車式コンピューター
 1642年 パスカルの歯車式加減算機
  ライプニッツ(改良版で日本に販売、これの本物を村越先生が持ってる)、バベジ(1833)
■PCS(Punch Card System)
 IBMの前身(1889)

■真空管の時代(電子計算機の黎明期)
 ABC,Colossus,ENIAC ,TheBaby,EDSAC(最初のノイマン型計算機)

■トランジスタの時代
 1950年代
 機械語アセンブリ)によってプログラミングを行う。専門的
 FORTRAN(1957)-世界最初の高級プログラミング言語メインフレームの時代
 IBM S/360 (1964)
 最初の情報システム(Management Information System)
  SAGE(米国防省・航空管制),SABRE(座席予約システム),MARS(国鉄みどりの窓口で使ってる座席予約システム、見たことある!)
 当時からソフトウェア危機。OS/360が大規模のため工数・開発費がかさむ
  ただしプログラミング技術は発達(COBOLLisp、BASIC)

■集積回路の時代(1960-1970)- IC,LSI,VSLI,ULSI
  最初のCPU(インテル i4004)(1971)もともとのアイディアは日本人
 ソフトウェア工学の誕生(1968)
    ライフサイクル・トップダウン設計(←ビルト)・構造化プログラミング(←ダイクストラ)
  C,SmallTalk
  OSもUNIXが生まれた(DEC(現HP)のPDP-11で)

■PCの時代(1970-1980)
  大規模集積回路LSI)-i8086,Z80,MC68000
   TK-80(NEC)(1976)
   PC-8001(NEC)(1979),PC-9801
  プログラミング言語
  C++、Ada(アメリカ国防総省で使用。バベジの助手だった女)
 OSはMS-DOSからGUI(Windowsへ)
 オブジェクト指向の登場

■インターネットの時代(1990)
  1990商用インターネット、WWW
 Windows(1992〜1995〜)
  オープンソースの概念(1997)ただしLinuxは1992
 PerlJava

■情報システムの時代(2000〜)
 C#C++ + Java + .NETWeb2.0Ajax
  xUML,XP,RUP
★小山先生、ここらへんは詳しくないか?

■ICTの技術変革
 ムーアの法則

■情報システムのアーキテクチャ
 中央集中型システム(メインフレームなど)
 2層C/S
  多層WWW

★なんでWeb2.0の話をしてSOAの話をしないんだろ?  

■課題
 各自の現状の知識およびスキルをITSSの基準にしたがって客観的に評価する。
 http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/index.html
  http://www.ipa.go.jp/jinzai/itss/download_V2.html
 提出する必要はない。〆切も(いまのところは)ない
 
 ICT年表から各自の知識およびスキルを評価する
 OS,プログラミング言語、ハードウェア・ソフトウェア、ソフトウェア工学など