まあ総括すると大して面白かったわけはないんですが(苦笑)
それでも見つづけられたのは、キャラクターが魅力的だったからですね。

ええ、キャラクターは好きでしたよ。人間以外。
特に爆竜達なんですが。ちなみに、この設定では縛竜とは恐竜が進化したもで、

  • ティラノサウルスはドリルで穴を掘るようになり
  • トリケラトプスは3本の角が器用に動くようになり(それこそ手のように)
  • アンキロサウルスは背中の甲羅が盾として分離可能になり
  • パラサウロロフスは水中に適応した進化かと思えば尻尾がハサミになり
  • おまけにステゴサウルスは体が真っ二つに展開するようになり・・・

ダーウィンの泣き叫ぶ声が聞こえてくるようでした。ともかく、こいつらのキャラクター設定がよかったですね。我侭あり、田舎者あり、まあティラノサウルスは当然のようにわかりやすい性格ですが、それでも妻子ありという芸の細かさには感心しましたが。そんな芸を爆竜たちに感じます。

そんな中でも秀逸なのがやっぱりブラキオです。声が銀河万丈氏と渋い配役ですが、キャラクターも渋めにしていて、登場時に思い一言を残していくというオイシイ位置付けです。惚れたね。男として。
まあ、ブラキオサウルスがその巨大さを理して格納庫になり、他の爆竜たちを収納できるようになる・・・

もうダーウィンも泣くのやめて、ただ苦笑していました。私の中のダーウィンが。