ときめきと言えばメモリアルですが・・・

ときめきトゥナイト (1) (りぼんマスコットコミックス)
少年時代に残していた宿題の1つに

というのがありまして、今日それをやってきました。仕事はどうした?というツッコミはありますが、今日研究室でイライラすることがあったのでいいです。手前の勝手なワガママにどれほど他人を巻きこむつもりだ阿呆!
で話を戻して、とりあえず漫画喫茶に置いてある分は(30巻まで)全て読んできました。最近こんなんばっかし。で、調べてみたら完結してるそうですが、これで完結!?もうちょっと続くのか否か・・・

私のような年頃であれば理想の女性は江藤蘭世なわけですが(早)、あんな娘ももはやいないだろうな、いないだろうなと思っています。で、30巻にもなりますと、彼女を始祖として2世代分話が描かれて、5歳だった弟が結婚して子供もできてます。しかも、結婚式と子供の生まれた日の計算が合わないというオマケつきで。やるな鈴世!
江藤蘭世にも娘がいるのも言わずもがなです。今はその娘の話なようですが、話のつくりが「さくら」にちょっと似てます。まあ、敢えてツッコミませんが。
と、こういった家族が形成されていって世代が代わっていく部分はやっぱ女性のほうがうまく書けていますね。(比較対象はもちろんドラゴンボールですが、これはそれ以前に作者がダメなんでしょうね。)31歳になって2児の母である江藤蘭世も生き生きしていますからな。真壁俊がいつの間にか頭脳担当になってしまっているあたりはまあいいとしましょう(笑)「そうだな・・・」から言い出して冷静で適切な判断を下すようになっています。しかも、よかったね念願のプロボクサーになっています。
一方でストーリー自体は女性さながらの感情的ご都合主義がなくもなかったのですが、これも許容範囲に入りますし、繊細な描写によってかなりカバーできています。やっぱ女性の方が心理描写をちゃんとかけますよね。というのは言うまでもないですな


というわけで、ちょっと前で『ベルセルク』をベタ誉めしておきながら、対極に存在する『トゥナイト』を評価できるあたり、私の懐(とりあえず漫画に限り)も深いなあとちょっと自画自賛してみたりするんですが。


まあ、もう30巻ですが池野恋先生にはこれからも続けていってもらいたいと思う次第でありました。話を広げなくてもいいので。江藤一家のドタバタ劇を続けていってください