ダースべいだーよりオビ・ワンの方が印象に

スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐

というわけで、衝動的に観に行きました。ここんところ、観にいくべき映画が増えてきているので(公開前も含め『宇宙戦争』、『妖怪大戦争』『姑獲鳥の夏』『ダディ・フライ』『逆境ナイン』『ファンタスティック・フォー』『ハリー4』『ナルニア国』『大和』)次々に消化していかないと見逃してしまいます。そこまでせんでもとは思うが。


というわけで映画の話に戻りますが、オチがわかっている(ダース・ベイダーになる)分、途中で盛り上がるしかないものの充分に盛り上がったと思います。
定番の宇宙戦争の描写やライトセーバーによる剣劇の激しさ、そしてやっぱり最強だったヨーダなどさすがに他の映画との格の違いを見せ付けてくれました。これに適うのはロード・オブ・ザ・リング位しかありません。

とはいっても、重要なテーマであったアナキンの暗黒面への転落についてはいささか拍子抜けと言わざるを得ない。もう少し葛藤を見せて欲しかったなというところです。むしろ暗黒面に転落してからが盛り上がってきたんだけど。個人的には。
アナキン絡みで言うと、パドメって本当に何もしてなかったのな。「あなたの力になりたいの」と言い続けて2時間半。もう少し何かせい、と。言いたくなりました。

一方、本来脇役であることろのオビ・ワンとヨーダはむしろ活躍しました。活躍したといえばR2-D2も。3つ(人、匹、体)もその戦闘力を存分に発揮してくれていました。R2-D2なんてエピソード4,5,6を見る限りでは戦闘力は欠片もないのに、今回は頑張ってました。
あと、当然のようにマスター・ヨーダも皇帝との激しい戦いを行っていました。他のジェダイマスターの剣は見切れてもヨーダの剣は見切れんね。ありゃ。


というわけで、他の映画とは格の違う凄さをまざまざと突きつけられた一作でした。