夢幻の如くなり

というわけで姉のミュージカル『赤い靴』の感想でも書きます。当事者である姉がこの日記をチェックしているため下手な事を書くと刃渡り1mの刃物で銀座界隈を追い掛け回される事になりそうなので気をつけます。


また、私自身は劇・ミュージカルに詳しいわけではないので批評もできませんし、そのつもりもないので悪しからず。批評に見えてしまったらそれは貴方の修行が足りないからです。


総評からすれば、下は小学3年生、上は60を越す総勢100名を越えるキャストが飛んだり跳ねたり謳ったり踊ったりはエネルギッシュで楽しめました。よくこれだけ多くのキャストをまとめたもんだなぁ、と思います。素人ながら劇・ミュージカルってぇのはエネルギーが大事だなぁと思っています。その点ではよく頑張ったなぁ、小学3年生女子、とか思います。あ、持ち帰りで。(犯罪です)


ただ、脚本としてハッピーエンドで終わったのはいいんです。また、台詞回しなどもわかりやすくなっていました。それはそれでいいんです。ただ、齢30の男には「夢」って言葉はダメージがデカすぎます。ミュージカル終わりの「夢」をテーマにした曲の大合唱なんて、日光を浴びたドラキュラのように心が痛みました。
市民が母体ということや、児童を多く巻き込み、主な対象としている以上、全然それは構わないと思います。ただ30男にはダメージがデカいってだけです。私情です。

まあ敢えて言うと『赤い靴』に「夢」を繋げる必然性は?でしたけど。
原作は読んでいませんが、赤い靴って言うのはこういう話だったのかな?色々な逸話を聞く限り悲劇だと思っていたところですから。


身内びいきになるかもしれませんが、姉は存在感がありました。声量も十分でしたし、ダイナミックな動きでした。ただ、写真を撮る身にもちょっとなって欲しかったが。


ただ、姉よ
演技うまいと周りの人は言っていたけど


それ半分以上素だろ。